2013年8月22日木曜日

【レポート】オープンデータ・カフェ@TOKYO Vol_01「海外事例から考えるオープンデータ利活用の展望と課題」


オープンデータカフェ@TOKYO Vol_01を開催しました


2013年8月22日(木)1900-2100。東京 秋葉原 ダイビル5Fで、ODカフェ@TOKYO Vol_01を開催しました。

メインテーマは「海外事例から考えるオープンデータ利活用の展望と課題」。


 OD女子、三浦彩(みうらあや)がOKFJ(Open Knowledge Foundation Japan)東 富彦さんの
「オープンデータ活用事例http://okfn.jp/home/資料集/ (2013.2.13)を分析。
425件の事例から、サービスの特徴や方向性、日本での利活用にどんなヒントがあるか?課題は何か?やさしく、わかりやすくプレゼンしました。






【当日のプログラム】

1.「岐阜県発 オープンデータを活用した新サービス創出・研究プロジェクト」の紹介
2.イベント参加報告「Earth Communication Award 2013 アイデアソン」
3.プレゼン「オープンデータ利活用に関する海外事例」
4.ディスカッション


【プレゼンテーション】


「オープンデータ活用事例:http://okfn.jp/home/資料集/ 」に掲載された425の事例を網羅。政治・選挙・税金、犯罪・交通・事故、環境、位置情報、医学、市民参加型事件報告、不動産、書籍、旅行の9つのジャンルに分類。それぞれのジャンルごとにポイントの高かった事例を紹介しました。

ODのサービスには、全体的に社会的な視点を持った事例が多い一方で、ビジネスとして成立しているもの、しっかりマネタイズされているものは、少なかった印象。
日本でODを活用し、モデルを持続可能なものとするためには、ターゲットを絞り、ニーズに合ったサービスを提供すること。つまり、たとえニッチな市場であってもソリューションになり得るAPPには成功する可能性があること。海外で展開された事例をベースに、文化、環境の違いに応じて、日本向けのモデルをつくることが成功につながる。との総括がありました。

OD女子、三浦のプレゼン資料は、こちら。
http://www.slideshare.net/CCL2013/open-datapresentation-20130830

ディスカッション

ディスカッションでは、後半に盛り上がりがありました。ODの定義やCopyrightに関する議論。そもそもオープンデータとは何か。オープンデータとビッグデータの違い。海外事例を日本で応用するために欠かせないポイント。などなどディスカッションは多岐に及び、けっこうアツい印象でした。

プレゼンテーター

三浦彩(みうらあや)
国際教養大学国際教養学部3年。株式会社 CCL インターン生。同社へのインターンとしてオープンデータ利活用の海外事例の調査を実施。得意の語学力を活かした調査を行い、社内の担当者に勝手に「オープンデータ女子」と命名される。現在は大学のカリキュラムにより韓国に留学中。日本の大学に通う日本人だが、日本語でプレゼンするのは、今プロジェクトで初めての挑戦とのこと。


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